WordPress関連記事表示プラグイン「Similar Posts」を止め「YARPP」に変更した理由

私はブログからWordPressに移行したころから、関連記事を表示するプラグインとして、「Similar Posts」を利用していました。
ですが、理由があって「Yet Another Related Posts Plugin(以下、YARPP)」に乗り換えました。

関連記事を表示するプラグインとして、色々なサイトでおすすめされていたSimilar Postsを導入したのですが、私は以下の2つの理由から、現在Similar Postsをわざわざ利用する意味はないと考えています。

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プラグインが全く更新されていない

WordPress管理画面のプラグイン新規追加ページからSimilar Postsを検索してみると、バージョン2.6.2.0のSimilar Postsが表示されます。
これが現時点での最新バージョンで、以下のページでも確認できます。
http://wordpress.org/plugins/similar-posts/

この最新バージョンの最終更新日は、2008年9月9日となっています。
もう何年も更新されていないため、上記URLでは当然のように次のような表示がされています。

This plugin hasn’t been updated in over 2 years. It may no longer be maintained or supported and may have compatibility issues when used with more recent versions of WordPress.

ちなみに、私が現在使っているYARPPは、WordPressの最新バージョンに対応している旨がきちんと表示されていました。

関連記事が予想通りに表示されない

これが、私がSimilar Postsからの乗り換えを考えた最大の理由です。
私が実際に利用してみて感じたのは、やけに抽出精度が低い気がしました。

最初は、「思ったように表示されないのは記事数が少ないためで、記事を多く投稿していくうちに改善されていく」ものだと考えていました。
ですが、明らかに似たような記事を書いたにも関わらず、関連記事として表示してくれませんでした。

Similar Postsの設定の問題はなかったはずです。
関連記事として表示されて欲しい記事は、大抵同じカテゴリや同じタグが付いているものでしたが、そういった記事がことごとく表示されませんでした。
多くの記事で「関連記事候補が多すぎて弾かれた」のではなく、「関連記事がないと表示された」のです。

確かに、記事によっては、同じカテゴリやタグでも関連記事として表示されている場合もありました。
そのような期待通りの動作をしてくれる記事がある一方、関連記事が表示されない場合が多くありました。

YARPPに変更し、Similar Postsのときに不満に感じていた記事をいくつも確認したところ、期待していた表示にグッと近づきました。
Similar PostsからYARPPに変更してから1週間くらい経ちましたが、プラグインを替えてよかったと思っています。

Similar Postsをお勧めしていたり、Similar Postsの設定方法などを丁寧にまとめているような、専門性の高いサイト様では、期待通りの表示がなされているのかもしれません。
私のサイトでは、とにかく思いついたことを書いていますので、幅広い内容になっています。

YARPPに変更して平均PV数が上がりました

最後に、この「関連記事が思ったように表示されなかったけれど、プラグインを替えたら解決された」という経験により、もう1つ実感できたことがあります。

それは、平均ページビュー数が上昇したことです。
プラグインを替えてからまだ期間が短く、上昇と言ってもほんの少しなのですが、それは目に見えて分かる改善でした。
普通に記事投稿はしていましたが、関連記事表示プラグインを替えたこと以外に行ったことはありません。

もともと、「記事ごとに関連記事を表示させると、PV数増加の効果が見込まれる」ということで私は導入しました。
今回のプラグイン変更により、その効果を私も実感することができました。

「Similar Postsを導入したけど、期待通りに関連記事が自動表示されないな」と感じている方は、とりあえず「Yet Another Related Posts Plugin」に変更されてみてはいかがでしょうか?

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