料理に慣れない最初の頃は「味噌汁」を作るのがおすすめです

私は、大学生になって一人暮らしを始めるときに、一通り調味料を買い揃えました。しょうゆや砂糖などの調味料は着実に消費されていったのですが、味噌とお酢は使い道に困りました。

スポンサーリンク

私のように、一人暮らしで料理を始めたばかり、料理初心者だ、という方は、積極的に「味噌汁」を作ることをおすすめします。

日本では古くから、健康的な食事の献立として、「一汁一菜」・「一汁三菜」という目標のような言葉があります。おいしい味噌汁が1杯あるだけで、食事も一回り豪華になった感じがしますよね。

特に、次の3つのポイントを意識して作られるのが良いと思います。

具材をたっぷりと使う

味噌汁の具として、余った食材を特に何も考えずに入れても、おいしくできるのが素敵です。私は、野菜をちょっとだけ余らせておいたまま、冷蔵庫で長い期間放置してしまうということが良くありましたが、味噌汁の具として使うようになってからは、使い切ることが上手になりました。

私はとにかく具沢山が好きなので、大根や豆腐、ねぎ、じゃがいも、きのこ、キャベツなど、冷蔵庫にあるものを色々入れていました。具だくさんにすれば、「一汁二菜」になっても十分お腹が満たされます。

私がよく作っていたのは、小麦粉を水で練った物を入れた、すいとん風の味噌汁です。また、豚肉を入れれば簡単に豚汁も作れます。豚汁には、ごぼうなどの「合う具材」がありますが、なくても市販の安いインスタント豚汁より十分おいしく作れます。

ダシ入りの味噌は買わない

このブログでよく登場する『危ない食品たべてませんか』という本で、味噌について次のことが書かれていました。

アミノ酸などの調味料を加えた「だし入りみそ」は、かなり塩分が高いものを見かけます。栄養成分を見て、食塩が100グラムあたり12パーセント未満のものを選ぶとよいでしょう。

ただ、ハナマルキのホームページに載っている、無添加みそ・生みそ・だし入りみその成分を見ても、どれもほとんど12パーセント弱で同じくらいの塩分量でした。
私としては、「他の料理にも味噌を使う」ということを考えて、だし入りではない味噌を買うのが良いと思います。

私が味噌を使った料理としてパッと思いついたのがサバの味噌煮ですが、色々な方のレシピを見ても、材料に「みそ(だし入り)」などと書かれている物をみたことがありません。サバの味噌煮に限らず、だしが邪魔になる料理も多いと思います。
かといって、ただ味噌を溶いただけではおいしい味噌汁ができません。ダシを一から取るのは面倒だから出し入り味噌を買っている、という方も、普通の味噌に粉末だしを組み合わせることをおすすめします。

味噌が食べきれずに余ってしまうとき、私がよく作っているのが、『あじ味噌』です。基本的な調味料を混ぜるだけですが、ご飯のお供としてよく合います。これを作るときも、だしが邪魔になってしまいます。作り方は簡単なので、以前書いた記事を参考にして、良かったら作ってみてください。

「あじ味噌」のレシピ

粉末だしを使う

粉末だしは、「しっかりとダシが出るもの」を「少量使う」のがポイントです。味噌自体に多くの塩分が含まれていることもありますので、この部分に注意して選ぶことをおすすめします。詳しくは、以前の記事に書きましたので、お読みいただけると嬉しいです。

「粉末だし」は特に原材料をチェックすることをおすすめします

また、野菜などをたっぷりと入れることで、それ自体が良いダシとなります。そのため、味付けは全体的に薄めに作るのが良いと思います。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれています

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ