鶏肉はもも肉よりも胸肉がおすすめな理由

私が一人暮らしを始めたころは、鶏肉を選ぶとき、「もも肉よりも安いから胸肉で我慢しよう」と考えていました。
スーパーでは、もも肉の半額くらいで、胸肉が売られていますよね。
当時はそんな考え方でしたが、今は胸肉を好んで購入しています。

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胸肉のほうが、脂質が少なく、たんぱく質が多く含まれています。

グリコのホームページにあります、『栄養成分ナビゲーター』というページがとても便利です。
以下、若鶏・生・100グラムでの、検索結果の数値を引用させていただきました。
http://www.glico.co.jp/navi/index.htm

   たんぱく質(g)脂質(g)
むね、皮なし22.31.5
もも、皮なし18.83.9
ささ身23.00.8

ビタミン類など、もも肉のほうが優れている栄養も多いようですが、単位mg以下での話になります。
ささ身は、他部位に比べて、最もたんぱく質が多く脂質が少ない部位です。
ボディビルダーの方々が、よくササミを食べているイメージがありますが、こういったところから来ているのだと思います。

鳥皮は脂質が多いので、そのままではなく取り外して調理されるのが良いと思います。

私はいつも、こちらのレシピを作っています。

『居酒屋によくあるカリカリの「鶏皮せんべい」を10分以内に60円で作る』(Gigazine)
http://gigazine.net/news/20071115_torikawa/

油も何もひかずに、フライパンに火を入れます。
すると、鶏肉の皮から脂が出てきて、その脂で皮が揚がっていきます。

リンク先のページでは、初め強火・終わりのほうで中~弱火、で作っていますが、私は最初から弱火で作っています。
火加減は特に気にしなくても、時間が経てば脂が抜けてカリカリになっていきます。
また、出てきた脂は、鳥のだしが出てきておいしいので、それを調理油として使うことをおすすめしています。
私も少しは使うのですが、大半はもったいないようですが処分しています。

節約のためと考え、我慢しながら胸肉を食べていたり、とり胸肉が他の肉に比べてかなり安いことで敬遠されている方はいませんか?
最近知ったのですが、アメリカに住んでいる親戚から聞いた話によると、アメリカでは日本とは反対に、胸肉はもも肉よりも高く売られており、人気も胸肉のほうがあるそうです。
確かに栄養を見ると、日本ではとり胸肉が他の肉に比べて安く売られているのが不思議に思えます。

安くてヘルシーな胸肉を、積極的に料理に使ってみてください。

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