誰にでも釣れるサビキ釣りの楽しさ
毎日暑い日が続いています。夏休み真っただ中ですね。
私は小学生のころから、サビキ釣りを楽しんでいます。
年に一度会える、一回り離れた従兄に連れて行ってもらうのが、夏休みの楽しみでした。
麦わら帽子にタオルを首に巻いて、臭くなっても良いTシャツを着て。普段だと外に出るのに躊躇する服装です。
サビキの仕掛けは、餌が入ったカゴと、針がたくさん付いた糸が付いています。
竿を上下に動かすことで、カゴから餌がばら撒かれ、その散らばった部分に混ざった針を餌と間違えさせて釣ります。
魚釣りの愛好家の中には、サビキは邪道だとお考えの方がいるようですが、私はサビキ釣りが一番好きです。
邪道と言われるのは、投げ釣りに比べて、テクニックがほとんど無関係なためだと思います。
実際に、釣りをしている時に釣果を聞かれたのに、サビキだと分かると興味を失くしたように去っていかれたことが、1度や2度ではないです。
サビキのどこが楽しいの?なんて聞かれたこともありますが、私は
・初心者でも大丈夫
・何も釣れない、ということがほとんどない(私は今まで一度もないです)
・餌で虫を使わなくていい
・太陽や潮風に当たりながら、ぼーっと海を眺めると癒される
・経済的にも優しい趣味(餌+針でも1回300円くらいですし、竿やリールも安いもので十分)
・釣った新鮮な魚を料理して食べる(たいてい餌代以上の魚が釣れます 七輪で塩焼きで食べるのが好きです)
・釣れたフグをバケツに入れて遊ぶ(笑)
・私の釣った魚を遠くから狙っている鳥とのにらみ合い(笑)
といった感じでしょうか。
確かに、魚釣りの醍醐味は工夫や苦労をして大物を釣り上げたときだ、という方には邪道かもしれませんね。
釣りの準備をする時間から自分で調理して食べるところまでの一連が、私はたまらなく好きです。
「魚釣りって、サビキなら全然難しくないよ」と聞いて興味が湧いたのなら、サビキにチャレンジしてもらえるとうれしいです。
サビキ人口が増えるといいなと思います。