ビダール苔癬で考えたい食べ物・食事

『毒を出す食 ためる食』という本を読みました。
初めて聞く専門用語が散りばめられていて、非常に読みづらかったのですが、中身はなるほどと思う部分も多くありました。
皮膚病に関することも書かれていて、私のビダール苔癬の寛解経験から、説得力があると感じましたので、投稿したいと思います。

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著者の蓮村誠さんは、アーユルヴェーダ治療を意識したクリニックの先生だそうです。
その他、白湯をテーマにした書籍を出版されています。

以下、『毒を出す食 ためる食』を一部引用しました。

牛乳のアーマは皮膚病の原因になります(P48)

入浴時にからだがかゆくなる人は、アルコールにより肝臓への負担が増している可能性がある(P54)

ねっとり、ネバネバ系の食べものは、みんなカパという質が多いものです。
(中略)
カパの増え過ぎでひき起こされる典型的な病気は花粉症。アトピー性皮膚炎、慢性副鼻腔炎、(略)(P59)

(アーマ:毒素の一種 だそうです)
その他にも、一部皮膚病に関する情報も載っていました。

人間の体質や性格は、3つの質(ドーシャ)のバランスによって決まるそうです。
ドーシャは、ヴァータ・ピッタ・カパの3つで、それぞれ風・火・水に例えられるそうです。
カパ優位になる食事ということは、水のように重たいもの、ともいえるようです。

この辺りに関しては、色々調べてみると勉強になるサイトが見つかるかもしれません。

ここでビダール苔癬について考えたいのは、「食べ物」です。

カパに対しては、一般的には・・・

多めの食事(とくに夜)、油を含んだ食事、冷たい、重い食事、甘味、酸味、塩味の食べもの

を避け、

軽い食事、乾燥して温かい食事、温かい飲みもの、辛味、渋味、苦味のある食べもの

を摂るのが良い、と書かれています。

上記を見ると、例えば、調理時になるべく油を使わないようにする、肉の脂身は残すようにする、などが考えられます。

健康に良いと考え、ヨーグルトを毎日たくさん食べ始めた時期がありました(それまでは、たまにしか食べていませんでした)。
それからしばらくして、私はビダール苔癬で悩まされるようになったのですが、牛乳やヨーグルトといった乳製品は、「カパにさけたほうがよい食べもの」に入っていました。
私の場合ですが、長期的に乳製品を減らすようにしたところ、かなり症状が楽になった気がしました。
また、私は今でも、肉類や油物を食べ過ぎたと感じたとき、少し痒みが生じてしまいます。

具体的な食品などは、本に書かれていますので、興味を持たれた方はぜひ読まれてみてください。

この本に限らずですが、食に関して深く考えることは、健康全般に良いことですよね。
私はビダール苔癬になってから、食には非常に気を使うようになりました。
これまで全く気にしていなかったというのが大きいですが。
ビダール苔癬はとにかく痒くてしんどかったですが、「しっかり体の健康について考えてみて」と、カラダが教えてくれているのではないか、と今では感謝しています。

ぜひ、食事・栄養に関して、本などを読んで考えてみることをおすすめします。

追記:具体的な部分を書き足して、以下に再投稿しました。
皮膚病になってから気をつけた具体的な食事

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