認知症予防のリ・ブレイン(アロマ)購入をあまりおすすめしない理由

楽天市場の総合ランキングを見ていたところ、アロマオイルが2位にランクインしていました。

私はアロマセラピーに興味があるのですが、アロマオイルがそこまで上位に入ることは珍しいので調べてみました。

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認知症に香りが有用として、NHK『あさイチ』や、たけしさんの『家庭の医学』などのテレビ番組で取り上げられたので、話題性は十分です。そのためか、検索して出てくるのは、ただ販売サイトに誘導するだけのブログばかり。本当に使ったと思われるような有用な感想は見つかりませんでした。

楽天市場では現在品切れで、注文できないほど売れているそうです。ですが私は、「そんなに注文殺到するほど良いものかなぁ?」というのが本音です。

気になる点その1:特別でもない、よくあるレシピ

リ・ブレインの香りのレシピは、教授が実際に病院で調査された、認知症の予防に非常に効果のある組み合わせのようです。

そして、浦上克哉教授について論文情報サイトCiNiiで検索してみますと、教授は2006年には認知症へのアロマセラピー効果の論文を投稿されていました。早い段階から、アロマオイルを用いて認知症治療に役立てられないか、研究されているようです。

ですが、ローズマリーとレモン(昼用)、ラベンダーとオレンジスイート(夜用)というアロマオイルの組み合わせは、かなり一般的な物です。オリジナリティのあるレシピとは言い難いです。

似たような効果が期待できる香りを組み合わせた。正直に言いまして、その程度のものです。

私が愛読しているアロマオイルの本『アロマテラピーのレシピ12か月』にも、これらの組み合わせプラスアルファのものがたくさん載っています。

アロマテラピーのレシピ12か月-精油とハーブの活用book (池田書店のアロマテラピーシリーズ)

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ローズマリーとレモン(昼用)は無気力・無関心など、ラベンダーとオレンジスイート(夜用)パニック、情緒が不安定などのページにありました。

嗜んでいる程度の私でも、これらの香りのアロマ精油は全て持っています。特に、ラベンダーの香りは、アロマセラピーを嗜んでいる人はほぼ間違いなく持っているくらい、代表的な香りです。

アロマテラピーを楽しんでいる方が身近にいれば、「リラックス効果のあるアロマの香りと言えば何?」と聞いてみてください。ラベンダーを挙げる人がほとんどです。

気になる点その2:やっぱり値段が高い

リ・ブレインのアロマオイルは、品質にこだわって作られていると書かれています。実際にとても高品質な精油が使われているのかもしれませんが、高額と感じる値段にはやはり調合などの料金が含まれているように思います。

リブレインを販売している株式会社ハイパーブレインの販売サイトでは、単体のアロマオイルの販売も行われています。ところが、リ・ブレインに使われている4つの精油は単体では購入できないのです。

現在は売り切れていますが、レモンのアロマオイルも販売されていたようです。
リブレインで使われているレモンと、抽出部位・抽出方法・原産地すべて同じものです。その価格は10mlで1000円強。

ラベンダーは多少高い値段で販売されていましたが、ローズマリーやオレンジスイートもそんなに高価なアロマオイルではありません。

リブレインの値段はと言いますと、10mlでなんと4000円弱です。もちろん、全く同じアロマオイルがリブレインにも使われているとは限りませんが、同じメーカーが「10ml4000円のレモンと10ml1000円のレモン」というように2種類出しているとは考えにくいですよね・・・。

仕方ないのかもしれませんが、「自分たちで2種類の精油を混ぜて、『認知症の研究開発で誕生したリ・ブレイン』として販売したら、3倍くらいの値段でも品切れになるほど売れるのか・・・」と思ってしまいました。

リブレインの効果をお手軽に体験してみる方法

リ・ブレインは、昼用夜用それぞれ10mlで、40日くらい持つそうです。2つあわせて8000円ほどという価格では、これまで書いてきましたように、私は高いと思ってしまいます。

そこで、リブレインの組み合わせレシピを参考に、自分で単体のアロマオイルを購入し、作ってみてはいかがでしょうか?

自分で作る際に問題となってくるのは、両者の割合です。
例えば、ローズマリーとレモンを1滴ずつの場合と、ローズマリー3滴とレモン1滴の場合とでは、香りに差が出てきます。

そういった意味で、リ・ブレインを全く嗅いだことがない方が、商品をそのまま再現するのは難しいと思います。(訂正:昼用はローズマリー2滴レモン1滴、夜用はラベンダー2滴オレンジ1滴と紹介されていました)

ですが、自分で組み合わせて作るということは、「自分好みに調整できる」とも言えます。

「ローズマリーが多いほうがシャキっとする」と感じればローズマリーを多く使えば良いですし、「等しく入れたほうが安定しているな」と思ったら1対1で作れば良いです。

リブレインは、昼用・夜用ともに、それぞれ2種類のアロマオイルしか使用されていないようですし、2つのオイルの割合を自分好みに作ってみてはいかがでしょうか?

楽天市場では、5mlのアロマオイル5,6本を選んで送料込み1000円という人気商品もあります。こういった商品を利用すれば、リ・ブレインの10分の1の価格で同じ量を体験することができます。

選べる製品の中には、大抵ローズマリー・レモン・ラベンダー・オレンジスイートの香りは含まれています。ごく一般的な香りであり、それほど高価な香りでもないからです。

「お試し版」という気持ちで、初めは安いアロマオイルを購入してみても良いのではないでしょうか。

以下は、楽天でレビュー数の多い2ショップです。

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どちらでも似たような香りが購入できますが、私なら2つ目のショップを利用します。1つ目のショップで購入できるラベンダーは、純粋な真正ラベンダーではなくスパイクラベンダーとの交配種だからです。

少なくとも私の知り合いが、「リブレインを買ってみようと思うんだけど・・・」と言っていたら、ここまで書いてきたことを説明して、自分で組み合わせて作ってみることをおすすめします。

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“認知症予防のリ・ブレイン(アロマ)購入をあまりおすすめしない理由” への4件のフィードバック

  1. yamayamadesu より:

    認知症予防のアロマオイルを買って3社目(1000円台/10ml)ですが、希釈が10%、50%、100%など素人にはわかりません。
    認知症予防で使い始めましたが、鼻の近くに持っていかないと香りを感じません。 ペンダントに入れた場合は、ほとんど分かりませんし、周りの人が香りを感じることも無いのですが
    それでも効果はあるのでしょうか?
    購入している物が薄いのでしょうか?
    ご意見をお伺いしたく、記入しました

    • yuu より:

      yamayamadesuさん

      コメントくださり、ありがとうございます。

      私も決してアロマテラピーについて詳しい訳ではありませんので、以下個人的な意見も多く含まれますが、ご了承ください。

      まず、本文にてご紹介しました本『アロマテラピーのレシピ12か月』と同じ著者の書いている本『はじめてのアロマテラピー』に、次のような記述がありました。
      「鼻から入った香りの分子は大脳に伝わり、本能や情動、記憶に関係する部分にアクセスするといわれています。」
      上記のように、香りを鼻で感じ、それが脳に伝わらないと、yamayamadesuさんの期待されている認知症への効果は少ないのではないか、と思います。
      また、「アロマテラピーによって認知症が改善された」と言っても、実験した結果100人試して100人に効果があった、とは考えにくいです。

      そして、鼻(嗅覚)の良し悪しには、個人差があるはずです。同じ感覚器である目(視覚)でも、小さい頃から近視でメガネが手放せない方もおられますよね。
      エッセンシャルオイルを鼻に近づけると匂いを感じるが、周りの人は匂いを感じない程度しか香っていない、のが気になっておられるようですが、「ペンダントを開いたら香りを感じる(嗅覚を刺激している)」とのことですので、それで特に問題ないのではないでしょうか?
      私もアロマオイルで香水を作っていますが、むしろエタノールの匂いが強く、香りもうっすら感じる程度です。

      yamayamadesuさんが購入しておられるのが10ml・1000円台のものとのことですので、決して安物でもないと思います。
      「もっと高額な精油を買えば香る」という問題でもないような気がします。

      繰り返しますが、私も詳しいわけではありませんので、あくまで「意見」を書かせて頂きました。

      • yamayamadesu より:

         早速の回答ありがとうございました。
         おっしゃる通りですね、私も少しは理解をしていると
        思ってはいるのですが、つい期待が多くなってしまっています。
         「鼻から入った香りの分子は大脳に伝わり・・・」と言うのは、
        初めて昼用を鼻の近くにもって言った時、脳を刺激をしているという実感がありました。 その印象が強くて、ペンダントにつけた状態では反応がないので買っているものが薄いのかなと思ったりして。 何となく2時間近くは継続して香る必要があるのかと思っているものですから、無理なんでしょうね。
        今は、時々ペンダントを鼻に近づけています。
        ありがとうございました。

        • yuu より:

          yamayamadesuさん

          少しでもご参考になれたのでしたら嬉しいです。

          書籍『はじめてのアロマテラピー』を読み返してみますと、精油の濃度について次のような記載がありました。

          「希釈度は1%以下が理想的。低い濃度のほうが、高濃度より効果的な場合もあります。」

          もしかしたら、「ビンに鼻を近づけたときの香り」は”強すぎる”のかもしれませんね。

          コメントありがとうございました。

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