下の親知らずの抜歯体験談(痛み無し!)

先日、市民病院にて、左下の親知らずの抜歯手術を受けました。
抜糸も完了し、これまで通りの生活に戻りました。

私の親知らずは、「横向きで完全に埋没、近くに神経が通っている」という状況でした。
口腔外科の先生から頼まれ、CT撮影も行っています。

そんな悪条件にもかかわらず、ほとんど痛むことなく治療を終えることができました。
さすがに腫れに伴う違和感はありましたが、手術当日もぐっすり眠れましたし、手術翌日からは痛み止めを一切飲まず日常生活にも支障はありませんでした

インターネット上には、親知らず抜歯手術の痛々しい体験談もたくさんあります。
私も手術前はとにかく不安でした。
何せ神経が近いことから、後遺症のリスクも他の人より高い、と言われていましたので。

私も体験談を書いてみますが、読んでいて恐怖感が増してしまうようなことは一切書きません。

手術を決めたものの不安だ、手術を受ける決断ができない。
私の体験談を読むことで、そういった方の気持ちが、少しでも楽になれば幸いです。

手術は、28歳になってすぐの時点で受けました。
また、入院や静脈内鎮静法などはしていません。

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手術日を決めるまで

近所の歯科クリニックにて、親知らずがあることが分かりました。
レントゲンを見た先生から、「この状態はうちでは抜歯できないので大きな病院を紹介します」と言われ、紹介状をもらいました。

私は親知らず周辺に痛みは全くありませんでした。
ただ、「レントゲンで隣の歯に影がある。隣が虫歯かもしれないので、親知らずを抜いたほうが良い」と言われたため、手術を受けることにしました。

帰宅後、市民病院から、初回の診察日をいつにするかの電話がありました。
初回はレントゲン撮影と手術の説明のみとのこと。

市民病院での初回診察日、30分近く掛けて、先生から手術の説明がありました。
事前にインターネットでたくさん調べていたので、リスク等は良く知っていたつもりですが、以下のことは印象に残りました。
1. 神経を傷つけてしまうことで、「舌に」痺れが残ることがある
2. 歯のかけらが奥に入り込み、取れなくなることがある

このときに手術の同意書にサインしましたが、「これは手術を強制するものではないので、直前まで考えて止めたい場合も遠慮なく言ってください」とおっしゃってくださいました。
私の担当の先生は30歳前半の方でしたが、目をしっかり見て誠意をもって話してくださっていることが伝わってきました。

お会いしたのも初めてでしたが、信頼できる先生だと感じました。
このとき、不安に感じてしまう先生に当たっていたら、手術を止めていたかもしれません。

余談ですが、別の科のかかりつけ医に親知らずの手術を受ける話をしたところ、「そういったリスクの説明は手術前にはきちんとしなければいけない決まりだからね。大げさに言っているんだ程度に考えてあんまり気にしなくて良いと思うよ」と言われ、少しホッとしました。

手術当日の体験談

病院到着まで

私の手術開始は16時でした。

朝はいつも通り起きて、朝食を食べました。
昼はうどんを食べ、14時過ぎにじゃがりこを食べました。
においの少なそうなうどんと、しばらく食べられなさそうな固いじゃがりこです。

おやつも食べたのは、手術の30分前に抗生物質(サワシリン250mg)を2錠飲むように言われていたためです。
この薬は、手術後も毎食後1錠、4日間飲み続けました。

このとき、とにかく不安で、1週間くらい食欲があまり沸きませんでした。
今思えば、「不安を抱えず体調万全で手術当日を迎える」ことが、何よりも大事だったんですよね。

手術開始の30分前には、受付を済ませました。

手術室に入り、麻酔が効き始めるまで

予定通り、16時に手術室に入室しました。

「緊張されてますね。」
そう言った先生の顔を見ると、経験からの自信に溢れているようで、かなり安心できました。

手術だけあって、周りの雰囲気も前回とは違っていました。
2,3人の方が椅子の後方で、待ち構えていました。

いよいよ開始。まずは麻酔です。
麻酔といっても、大して痛くありませんでした。
「チクッ、ギューー!」といった感じですが、個人的にはインフルエンザの予防接種の方が嫌だなぁというレベルでした。
あえて言えば、麻酔が喉に入り込み、喉がジワーっとする感覚がちょっと嫌でした(といっても、大したことはありませんよ)。

しばらく待った後、うがいで口内を洗い流しました。
麻酔が少しずつ効いてきた感覚がありました。

いよいよ手術開始

椅子が倒され、手術の姿勢になりました。
ここから手術終了までの30分間は、このままの姿勢で過ごしました。

鼻と口部分だけが開いたタオルを顔にかけられました。
「おかしいことがあれば、左手を挙げてください。1回練習してみましょうか。」の後、いよいよ手術開始です。

麻酔のおかげで、終始「痛み」は全く感じませんでした。
ですが、切っている・引っこ抜こうとしているなど、「何をしているのか」は想像できます。
耳からの情報で、ドリルを使っているんだなぁなども分かります。

あまり歯科慣れしていない私は、事前に調べた情報で「ドリルで歯を削る」と書かれていたので、「ドドドドド」という嫌な音を想像していました。
ですが実際は、「キーーーーン」という高い音を出しながら水を出す、エアタービンという機械で歯を削っていたみたいです。
確かにあのキーンという音は慣れるものではありませんが、以前受けた虫歯治療と何ら変わらない機械ですので、「心配しすぎだったな」と口を開けながら考えていました。

親知らずは奥にある歯ですので、口を大きく開けておかなければなりません。
1時間、顎が持つか不安だったのですが、先生がこまめに小休止を挟んでくれました。
約30分間の手術中に5回ほど、体感的に5分に1回くらいは挟んでくれたので、苦しさはありませんでした。

手術中、助手として歯科医師の研修生と思われる方が付いていました。
先生がその方に対し、手術中に事細かに状況説明されていたことで、かえって安心しました。

会話から、ただ抜くだけでなく、常に安全性を考慮しながら手術してくださっていることが伝わってきました。
「親知らずをひねり、隣の歯や神経から遠い安全なところに持って行って削る」
「こうしたら、骨をむやみに削らなくて済む」
「後遺症が出にくいように、切開を少なく・縫うときは神経に当てないように」
などなど。
本当はもっともっと深い話をされていたのですが、実際に見ないと分からないような説明が主でしたし、何より私自身緊張していたのでかなり曖昧です。

私の場合、1本の歯を少しずつ小さく削って取っていきました。
最終的に、大きなかけらは4つになっていました。

縫合が行われ、椅子が起こされました。
終始強い痛みはなく、手術が終わりました。

手術が終わった直後に時計を確認したところ、16時40分でした。

ガーゼを縫合部に入れられ、かむように指示されました。
10分くらいかみ続けながら、消毒と抜糸の予約をしました。

C3まで進んでしまった虫歯の治療を受けたときの方が、痛みもしんどさも大きかったです。
なんだか拍子抜けしてしまいました。

手術後から夜寝るまで

手術後、痛み止めとうがい薬が処方されました。
・ロキソプロフェン60mgを15錠
→飲む間隔は最低でも5時間空ける。痛いときに1錠、15分くらい経ってもどうしても痛いときにはもう1錠
・ネオステリングリーンうがい液

口の左側や舌に麻酔が効いていたため、喋りづらさはありました。
ですが困るのはその程度でしたので、帰宅時間で混んだバスに乗り、自宅に着きました。

帰宅してからの時間は、ベッドに横になってスマホを触って過ごしました。
手術後から何も飲み食いしませんでしたが、19時過ぎにゼリー飲料を食べました。
気がかりであまり食欲がなかったこともあり、お腹ペコペコだったので20時におかゆも食べました。

麻酔を打って4時間後の20時過ぎ、しびれが無くなってきたので、痛み止めを2錠飲みました。
飲んだのは良いものの、「飲む必要があったのかな?」と思うくらい、痛みは全く現れませんでした。

それでも、多少の出血はあります。
唾を出したときに、血が混ざっていました。
また、翌日の朝も血が混じっていたものの、それによって睡眠が妨げられることもありませんでした。

手術翌日以降の状況

手術翌日に消毒、1週間後に抜糸のために病院に行きました。
その間特に何も無く、食事や歯磨きなどを除き、普段通りの生活をしていました。

多少の日常生活の過ごしづらさはありました。
・腫れ
・口が開けづらい(大きく開けると痛いので、小さいスプーンを使って食事)
・食事のストレス(固い物や辛い物が食べられない)
・歯を満足に磨けない不快感、口臭
ですが、心配していた痛みはほとんどなく、痺れは終始一切ありませんでした。

終わってみれば、本当に心配しすぎだったと思います。
・手術前は、しっかり食事を楽しみ、十分に体を休め体調管理に気を付ける。
・手術が始まったら、先生を信用して、大きく口を開け続ける。
・手術後は、ドライソケットや感染しないよう、食事などに気を付ける。
私にできることは、これくらいだったのだろうなと思います。

繰り返しになりますが、私は比較的難易度の高い親知らずだったそうです。
手術前の数週間は心配で、暇さえあれば親知らずについて調べるような生活を送っていました。

私は専門家ではありませんので、リスク等については何とも言えません。
ですが、「他の人よりリスクは高い」と言われた私でも、こんなにあっさりと抜歯が終わりました。

これから抜く方の気休めに少しでも貢献できたら嬉しいです。

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