電卓計算能力検定を受験してみた感想

先日、全経の電卓計算能力検定3級を受験しました。
私の受験結果は、以下の画像のように「合格」でした。

dentaku3kyuu

全経の試験の中では、簿記能力検定に次ぐ2番目に受験者が多い検定のようですが、団体受験がほとんどで一般で受験される方が少ないのかあまり情報が見つからないので、低い級ですが私の体験談を書いておこうと思います。

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電卓技能検定試験との違い

今のところ、googleで「電卓検定」と検索すると、一般財団法人日本電卓技能検定協会主催の「電卓技能検定試験」の方が上に表示されます。
私の持っている資格ガイドにも、電卓検定の中で唯一載っているのが電卓技能検定試験の情報ですし、そちらの方がメジャーなのかなと思います。
履歴書に書ける資格が欲しいという方は、そちらを受験する方が良いかもしれません。
ただ、日商簿記と全経簿記ほどの知名度の差はなく、どちらの電卓検定も一緒くたに見られるような気はします。

電卓計算能力検定3級以上で出題される複合算が、電卓技能検定試験では出題されないみたいです。
対策が不要なぶん、電卓技能検定試験の方が少し楽かもしれません。
ただ、私が3級の練習をする中で、一番短時間で終えられたのが複合算ですので、そこまでの負担ではないかもしれません。

むしろ大変なのは、次に書く「種目ごとに時間制限がある」ということです。

「1種目10分」の罠

全経の電卓計算能力検定で注意しておかなければならないのは、「制限時間50分」ではなく「1種目10分を5種目」だという点です。

電卓技能検定試験のサイトに載っている検定出題例を見ると、「制限時間 全種目で40分」と書かれています。
あちらの試験では、「それぞれの種目に対して、自分で時間配分ができる」というシステムなのかと思います。

一方、電卓計算能力検定は、「『乗算、除算、見取算、複合算、伝票算』という決められた順で、それぞれ10分の制限時間」というルールでした。
「次は○○算です、準備をしてください。」
「それでは、始め!」
(10分後)「止め!」
こんな感じで進んでいきます。
なお、受験番号を解答用紙に書く時間は別途用意されますので、10分間を純粋に解答時間に費やせます。

私は乗算が苦手で、練習ではいつも2分くらいオーバーしていました。
ただ見取算や複合算で1~2分早く終えられるので、そちらでカバーできると考えていました。

また、リズムを掴むため、早く解ける科目から手を付ける練習をしていました。
ルールについて思い違いをしていて、いきなり苦手な乗算を10分で解かなければならなくなった私は、けっきょく乗算を全て解くことができず、空白多数の解答用紙を提出しました。

電卓計算能力検定では、全部で50分ではなく、それぞれの科目を10分以内に7割得点できるように、準備しておく必要があります。

実施要項を必ず読んでおく

全経の公式サイトにて、試験の注意事項が読めます。
http://www.zenkei.or.jp/download/examnation.php

こちらには必ず目を通しておくことをおすすめします。

例えば、文鎮・クリップ・伝票ホルダーの持ち込みが可能です。
この検定での伝票算は、1~15枚目と16~30枚目の足し算をしていく形式です。
1~15枚目の計算が終わったら、クリップでそれらを挟むだけで、やりやすくなると思います。

また、前述の制限時間の説明も、ここに書かれています。
(「1種目10分で、都度回収」などとハッキリと表記されていれば、私のような勘違いも無い気がします・・・)

私が受験した時点での情報ですので、その他注意事項も受験前にご自身で確認しておくことをおすすめします。

公式問題集を解く

私が購入したのは、実教出版の模擬試験問題集です。
他の出版社も出しているようですがamazonでは取扱が無く、一択の状態でしたが、全経が監修しているので大丈夫だと考えました。

結果的に、これを買って良かったと思います。
本番とほとんど同じように練習ができます。

付属の伝票は本番のサイズと全く同じですし、他の4種目も同じサイズの紙だと思います(伝票算のみ、持ち帰り可能でした)。
伝票の紙質も、私が触った印象ですが全く同じです。
ちなみに、本番の伝票算は、15枚目と16枚目の間に薄いピンク色の紙が一枚挟まってホチキス止めされていました。

本番と違うのは、ページ数削減のため裏表印刷がなされていることや、伝票算の練習が何度もできるよう分厚い物になっている点で、それ以外は本番と同じだと思います。

また、この問題集を読んで初めて知った検定の注意事項もありました。
例えば具体的には、「名数の答えに、¥は書いても書かなくても良い」です。
せいぜい10秒程度の時間短縮ですが、電卓検定においては大きいですよね。
ちなみに、私は名数に¥マークを一切書かずに提出しましたが、除算は100点でした。

他にもいくつか細かいルールが書かれていますし、私が受験した時点での情報ですので、最新の公式問題集を購入されることを強くお勧めします。
受験料も問題集も安く、普段からの電卓打ちの練習教材にもなりますので。

3級取得に掛かった勉強時間

私がこれまでに電卓に触った機会は、日商簿記2級を取得するまでの勉強くらいでした。
日商簿記2級まではブラインドタッチできなくても時間は足りましたので、ほぼ人差し指1本で液晶画面を見ながら打つようなスタイルでした。

そこから約2ヶ月間、毎日30分~1時間程度、合計40時間くらい電卓を打つ練習をしました。
合計で40時間弱くらい練習し、指4本である程度ブラインドタッチできるくらいには成長できました。
ただ、正解率が8割程度とかなり甘いため、実務では電卓の液晶画面を見ながらでないと心配なレベルです。

電卓の正しい打ち方から勉強し直して、30~40時間くらいで3級合格レベルまでは成長できました。
パソコンを長期間触っていれば自然とタッチタイピングできるようになるのと同じで、時間を掛ければどんどん上達していくと思います。

受験してみた感想

始めは電卓検定1級を受験するつもりで問題集を買いましたが、私の打鍵速度では「全く時間が足らない」ことに驚きました。
今回は3級でしたが、年に5回開催され受験料も安いので、2級・1級と積み上げていきたいと思っています。

就職活動において電卓検定3級は、パソコン操作におけるMOSくらいの説得力になると思います。
MOSと同様に「最低限使いこなせますよ」というのが企業に伝わるのではないでしょうか。

事務仕事では、たとえ簿記の知識があっても、電卓を打つ速度が遅いと、仕事がなかなか片付かないかもしれません。
営業や接客などでも、お客さんに電卓で金額を見せるような場面もあると思います。
電卓検定は、勉強・取得しておいて損はないものだと感じました。

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