計算実務能力検定を受験した感想と勉強法

全国経理教育協会の、計算実務能力検定2級を受験しました。

受験から1週間後に結果が出て、無事97点で合格しました。

keisanjitsumu2kyuu

最後の1問に時間を取られてしまい、3点減点でした。
もう2分余っていればという残念な気持ちはありますが、解き直すこともできなかったのに帳簿計算が満点だったことは自信になりました。

年2回実施で、受験者数は1級から3級まで合わせても各回2~3,000人程度の、決してメジャーとは言い難い検定です。
ネットでの情報や販売されている参考書もほとんどありませんので、どんな検定だったか書いておこうと思います。

スポンサーリンク

合格率は高いけれど・・・

私が受験した2級は、開催回によっては80%を超える高い合格率になっています。
では無勉強でも大丈夫か、と言えば、難しいと思います。

過去に全経簿記も受験しているのですが、「全国経理教育協会の検定は、公表されている合格率よりも難しい」と思っておくべきです。
全経簿記1級の過去問と合格率を見比べれば、よく分かります。

時間配分の目安ですが、私の場合オモテ面の帳票計算に30分、ウラ面の商業計算に残りの時間を充てました。
オモテ面は、無心でひたすら電卓を打つような内容です。
参考として私の電卓を打つ速度を後述しますが、これよりも遅い人は苦戦するかもしれません。

この検定の場合、毎回同様の出題形式のようです。
ですので、きちんと過去問演習をこなしておきさえすれば、「3割も間違えても合格できる」という気楽な気持ちで受験できるはずです。

電卓を打ち慣れている必要あり

この検定は、ある程度の電卓速度が必要です。
電卓打ちに慣れていない人は、時間切れになる可能性もあります。

大半の時間を、電卓を触って過ごす検定試験です。
試験中に電卓を触っている時間は、検定時間が倍以上の日商簿記2級と同じくらいかもしれません。

私の速度では、模擬試験を何度もやってコツをつかんでも、8分前後しか時間が余りません。
見直しや検算を一切しなくても、です。

私の電卓速度ですが、適当に作った乱数表をパソコン画面に表示させ、それを見ながら電卓を使ってみたところ、1分間で80~100個程度の数字しか打てませんでした。
このスピードでも日商簿記2級を受験した際は特に困りませんでしたが、こういった検定ではかなり厳しくなってきます。

結局私は、本番でも計算し直しは一切できませんでした。
逆に、そこそこのスピードで打てる人は、オモテの帳簿計算を一通り検算できるくらいの時間は余ると思います。

50分間の検定時間のうち、20分経過後に退出可能になっています。
ですが、途中退出した人は誰もおらず、全員が終了時間まで座っていました。
それくらい、シビアな制限時間の検定です。

私が行った勉強

公式サイトでも、過去問は公開されていないようです。
本番は、問題用紙と解答用紙が一緒になっていますので、持ち帰りはできないようになっています。

私が検定対策のために購入したのが、英光社から出ている『計算実務2級 直前模試』です。
こちらは、「過去問題を分析して作った、16回分の模擬問題集」となっています。

最初にこの本を読んだとき、「16回分すべて出題形式が全く同じ」で驚きました。
そして本番でも、全く同様の形式でした。

この本の問題を一通り解けるようになれば、100点も十分狙えます。
解説が若干不親切なのがネックですが、似たような問題ばかりですので、たくさん問題を解いて慣れでカバーすれば心配無用です。

16回分入っていますが、私が勉強したのは半分の8回分だけです。
同じような問題ばかり出てきますが、試験本番でも同様ですので、「この本の問題が解ければ合格・解けなければ不合格」です。

ウラ面の商業計算ですが、なかなか解けない問題は公式を暗記してしまうほうが早いと思います。
上記の模擬問題集には、出題される公式がしっかりとまとめられています。

また、公式を忘れてしまっていても、時間を掛ければ中学校で習う連立方程式で解けてしまいます。
過去問演習で解けるようになっていれば、当日その場で何とかやり過ごせます。

amazonでは売り切れだったため、セブンネットショップで購入しました。
ちなみに実店舗では、近所の紀伊国屋書店には各級1冊だけありました。

受験の雰囲気など

私は市内の会計専門学校で受験したのですが、1級から3級を合わせて、30人近くの受験者がいて驚きました。
そのうち、一般受験者は私を含め3人で、あとは受験会場となった専門学校の学生さんでした。

全経簿記1級を受験したときもそうだったのですが、「完全アウェーでの受験」を覚悟しておいた方が良いです。

公式サイトでは2級は14時からとなっていますが、併願をしている人が居なかったためか、全級同時に行われました。
受験票に書かれている開始時間に注意してください。

試験官は1人で、開始5分前から配布されました。
配布物は問題用紙兼解答用紙(多分サイズはB4)と15枚の伝票のみで、計算用紙などはありません。
どちらも、前述した模擬問題集そのまま、といった感じでした。

解答用紙は試験場校と受験番号を書くスペースのみでしたので、間違えないように注意してください。

最後に、試験内容について私が気を付けていた部分を列挙しておきます。
問題をたくさん解いているうちに、うっかりミスも無くなってくると思います。
・四捨五入や切り捨ての指示
・単位に注意:例えば、度量衡の計算にて「1ダース○○円」「1個○○円」と問題によって異なる
・商業計算は、分からなければ飛ばす:時間がとにかく無い為。一旦離れて解くと、意外と簡単と解けたりする。私は1問2分以上考えて分からなければ保留しました。

スポンサーリンク

こんな記事も読まれています

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ