P検パソコン検定2級の勉強法と受験した感想

先日、P検(パソコン検定:ICTプロフィシエンシー検定)の2級を受験しました。
ITパスポートよりも簡単な知識問題と、オフィスソフトを使った課題作成ができるかを試される検定です。

パソコンの実務能力が試される検定は色々ありますが、P検は「パソコン検定」と検索してみると上位に出てきます。
一方、受験者数が多い割に知名度や得られる情報は少なく感じます。

今回の記事は、受験を申し込んだ方向けに、何か参考になる情報が提供できたら良いなと思いながら書いています。
受験しようか迷っている方は、次回の記事をお読みいただけると幸いです。

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受験結果と感想

以下は、受験後に届いた試験結果データの写真です。

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結果は2週間後に発送とされていましたが、私の場合は受験から13日後に自宅に届きました。
写真のように、満点800点中、727点で合格しました。
1か月前まで、基本情報技術者試験の勉強をしていた(不合格でしたが・・・)ので、知識問題で思った以上に点を落としていたのは残念でした。

総合実技は、見本と同じような配置や色使いを心がけました。
「ビジュアル 成果物の見やすさ」は配点50点中43点でしたので、「見本と全く同じもの」が作成できれば、合格点は十分取れると思います。
「適切な操作」という部分でも2点減点されていましたが、理由はよく分かりません。

以降に、私が思う効率の良い勉強法と、試験対策をまとめてみます。

私は受験前、10時間程度の勉強を行いました。
そのほとんどを、エクセルの参考書を見ながら操作する時間に費やしました。
なお、オフィスソフトは、大学のレポートや卒論を書く際に使ってきた程度で本格的には学んだことはない、という状態からのスタートです。

パソコン系の検定ですし、頻繁に形式が変わるかもしれません。
私が受験した時点での情報です。

模擬試験は必ずやっておく

P検の公式サイトにて、3回分の模擬試験がダウンロードできます。

3回分の模擬試験には、似たような問題が毎回含まれていました。
「まさか本番では全く同じ問題はほとんど出ないだろう」と思っていたのですが、それを裏切られました。

主観ですが、検定本番の問題は、模擬試験と比べて、以下のように感じました。
・知識問題とプレゼンテーション:若干難しかった(模擬試験になかった、という意味で)
・総合実技:そっくりの問題が出題された

後で詳しく書きますが、全体的に共通しているのは、模擬試験はしっかりと解いておくことです。

知識問題(30分・34問)

4つの選択肢を穴埋めしていく問題がありますが、模擬試験とは空白の場所が違うだけで、同じ内容を問う問題もいくつも出題されました。
特に、最後の10問のプロフィシエンシー問題はウェイトが高いようですが、心配しなくても模擬試験を解いていれば点が稼げます。

私が行った勉強ですが、念には念をと考え、富士通FOM出版のパソコン検定問題集を解きました。

正直なところ、このパソコン検定で出題される知識問題は、良質なものだとは感じません。
「あくまでP検に合格できれば良い」とお考えの方は、公式サイトの模擬試験と問題集で十分だと思います。

先を見据えるなら、ITパスポートの参考書を利用するのがおすすめです。
入門レベルではありますが国家試験ですし、社会人として働くうえで知っておいて損はありません。

以前も書きましたが、いくつかの参考書を読んでみて圧倒的に初学者におすすめできるのが「キタミ式」です。

私は基本情報技術者試験の午前は合格点を取れたレベルだったこともあり、P検2級の知識問題の勉強は必要ありませんでした(思ったより点数は低かったのですが・・・)。
ITパスポートに合格されている方なら、模擬試験を解いておくだけで問題ないはずです。

プレゼンテーション(10分・8問)

PowerPointを利用した試験です。
簡単な問題が多いですが、制限時間が10分と短いため、模擬試験できちんと確認しておくべきです。
要領が掴めると、3分以上は時間が余ると思います。

ここは模擬試験で見なかった操作が求められる問題が何問か出題されました。
ですが、模擬試験で素早く解くことに慣れていたため、余った時間をそういった問題にたっぷり使うことができました。

合格には、知識問題と合わせて7割の得点が必要です。
私は、最低でも8問中6問の正解を目指しました。

総合実技(30分)

最大のヤマとなる問題ですが、事前に模擬試験で、制限時間を意識して解く練習ができていれば、特に難しいものでもありません。

完成したファイルの保存のし忘れだけは、くれぐれも注意すべきです。
私は、次のような手順で解くようにしていました。

1. まずはワードから取り掛かる。表やグラフの貼付け・穴埋め問題以外を済ませ、指定されているファイル名で保存する(5分)
2. エクセルの問題を解く。ファイルを保存する(10~15分)
3. ワードにエクセルで作ったものを貼付け、穴埋め問題を解く(5分)

ファイルの保存、作成したファイルを開き直して正しく表示されるか確認、をこまめに行うようにしました。
エクセルは、csvファイルで保存しないように注意してください。

Excel

本番では、メインとしてピボットテーブル・ピボットグラフの作成問題が出題されました。
模擬試験でも似たような問題があったため、特に問題なく解くことができました。

もし表やグラフの作成ができないと、ワードにも貼りつけることができなくなってしまうので、合格は難しくなると思います。
グラフの作成と、グラフの体裁を整える操作は、完璧にしておくべきです。

関数も、知っておくに越したことはありません。
模擬試験の問題に、COUNTIFなどが含まれていました。

ただ、P検2級では、「表からグラフを作成し、見やすいように整える」ことを重視しているようです。
個人的には、知っておくと役立つVLOOKUP関数が出るかもと思っていましたが、メインであるグラフの作成問題ができれば、関数問題が解けなくても合格点に十分届きます。

Word

模擬試験でも本番でも、似たような問題ばかり出題されていました。
そのため、ワードに関しては模擬試験で慣れておけば、特に勉強しなくても十分です。

具体的には、
・右や中央揃え
・フッターへの入力
・エクセルで作成した図やグラフの貼付(※図として貼りつける)
・全体の体裁を整える
これくらいができれば問題なさそうです。

「成果物の見やすさ」の配点が全体の半分を占めていますので、余った時間はその作業に費やすことをおすすめします。

オフィスソフトの勉強について

P検2級の合格に向けたオフィスソフト勉強の優先順位は、高い順に
・Excel
・PowerPoint
・Word
で、特にエクセルは最重視すべきです。

ワードはほぼ決まった流れで出題されていますし、パワーポイントはエクセルに比べて直感的に作業できますので、勉強時間はそこまで割く必要はないはずです。

また、エクセルの操作に慣れていれば、「特定の作業を行いたいとき、どこから進めば良いのか」の見当が付けやすくなってきます。
勉強時間の全体の8割を、エクセルに使うくらいの感覚で良いと思います。

具体的なオフィスソフトの勉強法ですが、圧倒的におすすめできる参考書は、「よくわかる」シリーズです。

勉強できるように作られたサイトもありますが、そちらはあくまで検索用です。
いちいち「Officeソフトを触り、サイトを見て・・・」と切り替えると、無駄に時間が掛かるばかりです。
練習用ファイルを使い、手元に参考書を置きながら勉強するのが圧倒的に効率が良いです。

この本は、「広く浅く、必要最小限をきちんと網羅」されています。
これに載っていない操作が必要になったときに、その都度インターネットで検索すれば良いと思います。

実際に問題を解きながら進めていくだけで、十分実力が付くはずです。

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