「無利子の奨学金貸与」は正確には無利子では済まない

私は、私立大学の理系学部時代に、大学独自の給付奨学金と貸与奨学金を併用して受けていました。
この貸与奨学金は無利子だったのですが、なんだかんだでお金が掛かったので、そのことをまとめておきます。

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私が利用した、大学独自の貸与奨学金は、学費の半額を借りることになっていました。
日本学生支援機構のような、貸与額の選択はなく、借りる人はどの学部も学費の半額となっていました。

その奨学金を受けるには、毎年、所得証明書や収入印紙の提出が必要でした。
所得証明は年度ごとに最新のものが必要で、本人と両親の3人分必要だったため、毎年1000円くらい掛かりました。
収入印紙は額によって変わりました。前半の2年は40万円台だったため400円でしたが、後半の2年は50万円以上借りたので、1000円掛かりました。
また、貸与が決まってから提出が必要な書類があり、その提出期限がかなり短かったため、実家へ毎年往復で書留速達郵便を送っていました。
これでまた毎年約1000円の費用が掛かったことになります。
この1000円は、非常にもったいないなと思っていました。自宅通いの人は掛かりませんが、私のような自宅外の人は、期限ギリギリで渡された書類へ親のサインを貰うために、往復を書留速達する必要があったのです。

この時点で、手続きの書類関係で、4年間で1万円以上の出費です。

その奨学金は、大学を卒業してから返済が始まりました。
私の場合、年間50万円ほどを4年借りたため、約200万円の返済です。
年に1回、郵便局で振込みを行うのですが、振り込み手数料は自分の負担なので、ここでも予定外の出費です。
払い込みの手数料は、3万円以上の場合、窓口で330円、ATMで290円だそうです。

これが、返済が終わるまでの10年間、毎年必要となります。
よって、振り込み手数料で、返済までに合計約3000円が掛かることになります。

結局、200万円借りて、約1万5千円の手数料が掛かりました。
全くの無利子と思って借りても、それなりにお金が掛かったことになります。
ちなみに、併用して受けていた給付奨学金というのは、ここまで書いた貸与奨学金の手続きと一緒にまとめてできました。

ここまで書いたことは、あくまで私の出身大学独自の話ですので、参考程度になさってください。
ただ、「金銭的に余裕のない学生が勉学に励めるようにする」奨学金貸与という性質から、どこの大学でも所得証明書の提出を求められるのではないかと思います。
返済の振込み関係で、もっと手数料が掛かる場合もあるかもしれません。

普通にお金を借りる場合は当然でしょうが、日本学生支援機構の第2種の利息と比べると、低い手数料になるはずです。
ですがこのように、意外なところで思いのほか、手間だけではなくお金も掛かっていました。

これらのことは、貸与を受けてから気づかされたものばかりでした。

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