予備校のレビューは、学力が近い人を参考にするべき

以前、予備校や塾の口コミを調べるときには、書いている人と内容をよく考えるべきだと書きました。

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予備校や塾の口コミは、誰が書いているのか良く吟味するべき

もうひとつ、評判を調べる際に注意したいのは、「自分と学力の近い人が書いた口コミを参考にする」ということです。

塾や予備校はあくまでビジネス

私の場合ですが、予備校に入って最初に、学力によるクラス分けが行われました。
私の通った予備校では、講師の質にかなりの差が感じられ、「レベルの高いクラスには良い講師やチューター、レベルの低いクラスには余りの講師やチューター」が、けっこう露骨に宛がわれているように感じました。

塾や予備校にとって、一番の宣伝となるものは何でしょうか?

それはやはり「合格実績」だと思います。パンフレットなどには必ず大々的に書かれていますよね。

では、合格実績を上げるにはどうすれば良いでしょうか?

例えば、特待生への学費免除です。難関校の合格に近い学力の人を、授業料を安くすることで集めるようにします。

その上で、実力が付いている生徒に、優秀な講師を付ける。そして、難関大学に合格してもらう。

ですが、質の高い授業ができる講師が少ない場合や、まだ経験が少なく育てたい講師が居る場合は、どうするのが良いでしょうか?

合格実績を残すためには、学力レベルの高い教室ではなく、低い教室にそういった講師を担当させるのが合理的ですよね。

現状の学力も、予備校選びの指標に加えるべき

そのため、あまり現状の学力に自信のない方は、講師の質に関する口コミに気をつけた方が良いと思います。

「講師陣が充実していた」と語るレビューがあり、それを書いたのが国立大の医学部合格者だったとします。

逆に、同じ予備校なのに、「授業がイマイチだった。来年は別の予備校で浪人するつもりだ」という正反対のレビューも見られます。

このように意見が割れていた場合は、私なら自分自身に近い学力の方のレビューを参考にします。学力レベルで講師も割り振られてしまったのでは、と考えることもできますよね。

そういった意味では、東進衛星予備校のようなビデオ個別授業なら、現状の学力抜きで同じ質の授業が受けられる可能性が高いと思います。たくさんの講師は不要で、少数精鋭の講師陣が講義をすれば良いためです。

そのため、私なら「勉強はできないけれど、やる気はあります!」という方へは、教室での生講義を行う予備校よりも東進のような予備校を薦めます(一応ですが、私はただの元・浪人生で、回し者ではありませんよ)。

その他、同じ予備校でも校舎によって訪れる講師が変わりますので、通っていた校舎が書かれているレビューは大いに参考にすべきだ思います。

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