兼六園に観光に行く方におすすめしておきたいこと
11月の終わりに、金沢の兼六園へ一人旅をしました。
私が兼六園に行ったのは1度だけですが、そのときに気が付いたことを書いてみようと思います。
悪天候の対策をおすすめします
私は石川県に、ごく短い期間ですが住んでいました。そこで感じたのは、非常に天気が移り変わりやすいということです。石川県は、全国でも有数の、雨量が多い都道府県だそうです。
突然短時間でかなりの雨や雪が降ったり、雷が鳴ったり・・・。年じゅう天候が不安定な印象でした。
私が観光に行った日も、朝の天気予報では曇りとなっていました。ところが実際は、風が強く雨やみぞれが降ったり止んだりするような、外出するにはかなり肌寒く感じる一日でした。
兼六園を歩いていたとき、傘をさしたり閉じたりしている方が多く見られました。私も念のためバッグに入れていた折りたたみ傘を、さしたり閉じたり。ところが、突風でその傘が壊れてしまいました。
そのときに思ったのが、帽子やニットキャップを用意しておくと良かったな、ということです。帽子であれば、雨が降ったり止んだりでもずっと被っていれば良いですし、傘を片手に歩く必要もありません。特に、本格的なカメラを片手に景色を撮影されている方は、もれなく帽子をかぶっておられたように思います。
特に寒い時期は、「歩くと暑くなるかな」と少し薄着で行くよりも、「雨(雪)や風で肌寒く感じるかもしれない」と考え、ダウンジャケットなどの着脱しやすい暖かい服も用意しておくことをおすすめします。
歩きやすい靴・服装をおすすめします
私は予備知識がほとんどない状態で兼六園に行きました。せいぜい、るるぶでパラパラと写真を見ていた程度でした。
私は、公園や原っぱのように、庭園も平地なのだろうという勝手な印象がありましたが、兼六園は結構アップダウンがあると感じました。少し高いところから見渡せる場所もあり、色々な景色が楽しめました。
一部砂利が敷かれている場所もあり、踏みしめる感触も音も心地良かったです。
金沢城周辺を含め、歩きやすい格好で行かれることをお勧めします。
金沢駅から兼六園へはバスがおすすめです
地図で見ると、金沢駅から兼六園まで、割と距離が近い気がしました。そのため私は最初、観光がてら徒歩で行こうかと考えていました。
結局、バスがすぐに来たので乗ったのですが、正解だったと思っています。
金沢城公園と兼六園を合わせて4時間以上ウロウロし、かなり疲れました。時間を忘れて歩き回りました。
帰りは徒歩で、あまり距離の離れていない近江町市場にも寄ろうと考えていましたが、そんなヘトヘトな状態だと、その距離すら歩く気になりませんでした。帰りは迷わずバスを利用しました。
無知な私の勝手な印象ですが、金沢駅周辺は京都の街並みのように、歴史が感じられるような雰囲気かと思っていました。ですが実際は、かなり商業施設の発展した場所が多かったです。例えば、兼六園のごく近くにある『香林坊』という地域は、渋谷でおなじみの109が建っています。
金沢城周辺も兼六園も、いつまでも歩いて見ていたい気分でした。体力的・時間的な節約のために、金沢駅からはバスに乗って行くのが良いと思いました。バスは平日でもかなり頻繁に発着していました。
事前知識がなくても楽しめました
私は事前知識なしでもとても楽しめました。時間を忘れるほど歩き回りましたし、思ったよりも「パンフレットや旅行ガイド本を片手に歩いている」方の姿は見られませんでした。
私が行ったのは残念ながら1度だけですが、四季をまたいで何度も行ってみたいと感じた、とても素敵な場所でした。